名古屋男声合唱団
ハーモニカ・クラブの練習を早退して、地下鉄に乗る。
名古屋大学駅でおりて、強風の中を、豊田講堂へ。
チケットの手配をさぼったので、当日券をもらうのに1時間待たされたにはちょっと疲れたが、
満席のホールに入場して見つけた席は、例によってかぶりつき、指揮者の後ろ2列目、
コーラスを聴くときは、一緒に歌えるような場所がいい。
久しぶりに聴く、男声のハーモニー、
柔らかな響きに聞き入りながら、舞台の顔を眺める、
それとわかる先輩の顔が三人、四人、
え、55周年の時に元気に歌っていた同期のWata、Kato などの姿が無い・・・
第2ステージの曲が始まると、聴きなじみのメロディーに心がほっとする、
この空を飛べたら 中島みゆき
時の流れにー 鳥になれ 五輪真弓
第3ステージ
天平の歌人山上憶良 『貧窮問答歌』
時代を越えて響きあう人の思い、
熱く歌いあげるこの合唱団の意欲作、
はじめて聴く歌に、引き込まれる。
心充たされて、帰り道、奥様方の会話が耳に入る、
「みなさんすっかりいいお年になられたけど、でもいい声ねぇ」
名古屋男声よ、永遠なれ
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