江戸三
古都の旅
平城京
姉の誕生日に、どこかへ旅をしよう、と計画していたのだが、
「北海道より、奈良がいいわ」という姉の希望で、新緑の名阪道を走る。
薬師寺、西大寺におまいりしたあと、夕暮れの平城宮阯を望む「簡保の宿・奈良」に宿をとる。いいホテルだ。
2005-05-10
奈良公園
広大な平城宮跡を通って北へ、いくつかある古墳の池を一巡り。
「法華寺」へ。いかにも奈良のお寺らしいたたずまい。
「不退寺」を拝観のあとお昼をどこにしようか。
一条通りへ降りて、関西本線の踏み切りの際に、ちょっと面白いお店を発見。
「くるみの木」
よく繁盛している。
一条通りを西へ、
「正倉院」を拝見。
折から中学生に一生懸命解説していた男性が、生徒たちが去ると、こんどは我々に解説してくれる。3時の門限で外へ出ると、彼はスクーターで走り去った。
どうやら、彼はボランティアらしい。
すばらしい古都の語り部だ。
「東大寺の大仏さん」を一回り。
大勢の観光客、修学旅行らしき学生たち。
かく言うわたしも50年前この建物の前に立ったっけ。
だが、うすれかけた記憶の中の印象と、目の前のどでかい建物とのギャップに驚く。
「若草山」への道を登る、鹿がいる、大きな石の頂上から奈良を一望する。
さて、今宵の宿