いつかあの頂へ

bufoの日記

 江戸三

bufo2005-05-09

古都の旅

平城京

 姉の誕生日に、どこかへ旅をしよう、と計画していたのだが、
「北海道より、奈良がいいわ」という姉の希望で、新緑の名阪道を走る。

薬師寺西大寺におまいりしたあと、夕暮れの平城宮阯を望む「簡保の宿・奈良」に宿をとる。いいホテルだ。
 
2005-05-10

奈良公園

 広大な平城宮跡を通って北へ、いくつかある古墳の池を一巡り。
法華寺」へ。いかにも奈良のお寺らしいたたずまい。


「不退寺」を拝観のあとお昼をどこにしようか。
一条通りへ降りて、関西本線の踏み切りの際に、ちょっと面白いお店を発見。
「くるみの木」

よく繁盛している。


一条通りを西へ、
正倉院」を拝見。


折から中学生に一生懸命解説していた男性が、生徒たちが去ると、こんどは我々に解説してくれる。3時の門限で外へ出ると、彼はスクーターで走り去った。
どうやら、彼はボランティアらしい。
すばらしい古都の語り部だ。


東大寺の大仏さん」を一回り。
大勢の観光客、修学旅行らしき学生たち。
かく言うわたしも50年前この建物の前に立ったっけ。
だが、うすれかけた記憶の中の印象と、目の前のどでかい建物とのギャップに驚く。


若草山」への道を登る、鹿がいる、大きな石の頂上から奈良を一望する。

 さて、今宵の宿

江戸三

を探す、なんと奈良公園の中にあった。

かって文人墨客が泊まった名宿。はなれの湯にはいって、浴衣で公園を散歩する。


猿沢の池、奈良ホテル、五重の塔。ここはいにしえの奈良の都のど真ん中なのだ。


5月9日

 朝、窓の下に小鹿がいた。

「奈良町」を散歩する。

「奈良の町屋・格子の家」を見学。

元興寺」に参拝。

「新薬師寺
「白毫寺」

はじめての奈良、
やさしく、美しいまち、
再訪を誓って、夕暮れの名阪に乗る。