いつかあの頂へ

bufoの日記

オージュリン と ミコアイサ

 今朝の散歩、
戸笠池のヨシ原に向かって、でっかい望遠レンズを向けるおじさんに
小さい声でたずねました、
 「ごめんなさい、何を狙ってらっしゃるのですか?」

気さくに返事をくれました、
 「オオジュリンという鳥よ、ほらいるでしょ」

レンズの先に雀の半分くらいの小鳥が、数羽葦の茂みを飛び回っています。
 「寿という字がつく、めでたい鳥だよ」
 「かわいいですね、いやぁ、はじめてみました」
 「20羽ぐらいいるかな、冬の間しか来ないからね」
 「なるほど、渡り鳥ですか」

 おじさんが手を休めたのをみて聴いてみた、
 「あちらのカモたちに交じって、真っ白なのが一羽だけいますが、なんという鳥ですか?」
 「ミコアイサ、巫女さんよ、これもめでたいね」

 この年になって物知らずはなんとも恥ずかしいが、
いやぁ おじさんに聞いてよかった、
年の初めに、めでたい鳥が、我が家の庭先を飛び回っている、
なぁんて、今年はいい年になりそうだ。
おじさん、ありがとう。


https://zukan.com/jbirds/internal15191

https://zukan.com/jbirds/internal15587