いつかあの頂へ

bufoの日記

一獲千金

 3時ごろ目がさめて外を見下ろすと、なんと昨夜の雑踏そのままに、ライトアップのホテルと、人並みと、音楽と、まさにベガスは不夜城、と実感する。

 うとうととして、7時。快晴の朝日の下、もう工事現場のクレーン、ダンプカーが動き回っている。
突貫工事もいいところ、この窓から見えるだけでも10数棟、どでかいホテルが建設中である。






 2枚くっつけると、西の方は全部工事現場・・・



 今日はゆっくりベガス遊覧。
まずはメインストリートThe Strip を南から北へ歩く。
それにしても荒野に出来たこの巨大な街が、ただ遊ぶ為だけにあるという、このたたずまいの特異さ。
 ホテルというホテル、ビルというビル、一歩入ると例外なくすべてカジノ。そしてショッピングモール。




 Tシャツで闊歩する大男がいれば、真っ赤なダウンのねぇちゃんもいる。
彼女の後ろにエッフェル塔が、正確にはエッフェル塔の1/2レプリカが見える。




 Parisというホテルのエッフェル塔へ、まずはおのぼりさん。








 見下ろすとここも建築現場。






 ストリップを見下ろすとシーザースパレスのプールの幾何学模様。





 ここで毎夜7時、日替わりの噴水ショーが始まる。池の周りは人で埋まる。




 塔を降りたホテルのフロアは、カジノ、フレンチCafe、そしてショッピングモール。
3階くらいのぶち抜き天井に夕焼け雲のカラリング。
そう、ここは24時間眠ることのないパリの歓楽街です。




 モンテカルロへかえって、いよいよわが人生最初で最後の大ばくち。
まず一番でっかくて、1、436,078$の掛け金が表示された台に挑戦。
あっけなく敗退。
隣の台にずーと座りっぱなしのおじさんがいます。
彼はいつか140万ドルを手にするのだろうか。




 ステージにどーんとベンツを飾った台があります。
よし、このベンツを取って、今日のお礼にしんちゃんに進呈しよう、と
いきごんだのですが、
でも取れませんでした。
しんちゃん、ごめん。



 ベガスはおもしろい。
この街は不夜城だ。
豪華で、スリリングで、誰にもチャンスがある。

 でもきりがないなぁ。


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