いつかあの頂へ

bufoの日記

院展

 かみさん朝からくしゃみ連発、
眼が赤い。
「先生がこの間出してくださった薬が弱いの、
もっと強い薬を貰いに行きたいんだけど・・・」
「よっしゃ」  アッシー君の出番である。


 六番町の葦田耳鼻咽喉科を出るとちょうどお昼時。


大和田」はやっとかめだ。
若旦那に迎えられて店に入るとずいぶんきれいに、広くなっている。
女将さんの懐かしい声を聴きながらうな丼一丁!
うん、うまい!!


 
 人間満腹すると余裕が出る。

熱田さんにお参りしよう。
雨の中傘をさして玉砂利を踏む。


 本殿の様子がいつもと違う。
足場が立ち、シートがかかり、
矢印に沿って進むと、今まで入ったことのない玉垣の中に立った。


 真新しい鳥居を背に、内殿に向かう。
傘を置き、雨に打たれながら手を合わせる。
間近に見上げる千木が新鮮だった。



 次はせっかくだから芸術観賞しよう・・・・


 中日新聞売店の安藤さんが発行している「てんぱくほっと通信」というwebページのプレゼントでいただいた入場券が2枚ある。


 ひさしぶりの雨、しかも本降りだがこんどは地下へもぐる。
 セントラルパークの駐車場に車を置いて、三越へ。


 会場は満員だ。


 第93回『院展

 
 作品の鑑賞をするまえに、
画面の葉っぱの数や、花びらの数や、
 森羅万象 有象無象を切りとって
大キャンバスに固定する
画家の手を思ってしまう。


「気がとおくなりそうね」
かみさんも同じらしい。


 大矢 紀さんの『浄』という絵のはがきを買って会場を出る。