恵那山
- 山を撮る
内津峠を越えたあたりから雪化粧した恵那山が目に飛び込んでくる。
前景のいい処へ来ると車を止めてシャッターを切る。
いい山だ。
- 地酒
中津川唯一の酒蔵、間酒造の蔵開きの案内を貰っていた。
酒の味を云々するほどの通でもマニアでもないが、蔵出しの酒を味わうなんぞということなどめったにできないことだからと助手を説き伏せ、19号を左折して市街へ入る。
と、助手が叫ぶ、「あ、やってる!」 目の前のそば屋{あおき」には2,3度来たのだが、そのたびに休業の看板ばかりで、友人お勧めの蕎麦にたえてお目にかかれなかった。
お酒よりお蕎麦、のかみさんの顔をたてて、というかちょうど昼時。
ほぼ満員の店に入ってかけそばをたのむ。ボリューム満点、味よし。
いい蕎麦だ。
さて、おめあてのはざま酒造はすぐ近く、軒下のりっぱな杉玉を見上げて店内へ、挨拶もそこそこにたる酒をちょっと。
いい酒だ。
酒蔵と、資料館をゆっくり拝見、樽酒を詰めてもらった一升瓶を下げておいとました。
本町という地名からして、このあたりが中津川の中心なのだろう、酔い覚ましをかねて散歩する。
中山道歴史資料館という建物のまえを通りかかると、町村合併を記念して無料、なる貼り札が目に入る。
ではとドアを開けると館員さんがあわてて電気をつけてくれた。
間家といい、市岡家といい、幕末動乱の世に活躍した人々の事跡がおもしろい。
本日の最終コースはもちろん、
- 温泉
落合の石畳道を歩いたあと、馬篭峠を越えて南木曽温泉へ向かう。
大げさなたたずまいが3年ぐらい前から目についてはいても、いまいち立ち寄る気がしなかった「貴賓館」なる温泉に入ってみようとモノレールに乗る。
すっかり日が落ちて折角の景色はないし、セットで頼んだナントか御膳も肝心のご飯がまずい。
でもまぁ、いいお湯だ。