杢爺
杢爺こと、宇佐見さんの写真を中日朝刊市民版に発見してびっくり。
読む内に個展の紹介とわかるが、なんと8段抜きのBigな扱い。
そうか、宇佐見さんの「スクロールソーアート」は一級なんだ。
今までも彼の作品の素晴らしさは知っていたが、あらためて鑑賞しようとさっそく出かけた。
会場のツィンタワーへ。
初めての会場で勘違いがあったり、尋ね尋ねてたどり着いたプリエールギャラリーは豪華なレストランの一角。
10点ほどの作品は、3年前彼のアトリエで拝見したときより、いっそう繊細に、落ち着いた仕上がりに感じられる。
他のお客さんのお相手をしていた彼が、こちらに気がついて笑顔を向けてくれる。
「やぁ、しばらくです。
すごいですねぇ」
「ほんと、この個展を開くいきさつには、まことにありがたいご縁というか、人のつながりの不思議なおひきたてがあってねぇ」
ひととうり彼の話を聴いても、やはりその縁とは、彼の作品の素晴らしさと、その人柄こそが一番の原動力であることが納得される。
格好の会場に展示するチャンスを得て、いっそう制作に熱が入ることだろう。幸い顔色を見る限り健康に障りはなさそうな。
ますますのご精進を祈って会場を辞した。
木工、細工、工芸に興味をお持ちの方
あなたもぜひ一度足を運んでみてください。素敵ですよ。
会場は名駅正面右、松坂屋の西(左)隣、ホテルアソシア名古屋ターミナル9F 29日まで
もちろん、南信州阿智村の彼のアトリエをたづねれば彼の製作現場も見られます。
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