いつかあの頂へ

bufoの日記

新しい季節の始まり

 「やらせてみようじゃないか」ってんで、きのう投票所へ。


開けてびっくり、、愛知は15人ぜーんぶ当選と来たもんだ。
あっさり国政を投げ出しては首を挿げ替えてきた、お坊ちゃん政治はもう結構・・・
民意とやら、日本人はわりとまとまりやすい、まとめやすい人種なんだ。
かく云うbufoも日本人。



 閑話休題


 bufoの日記も選挙戦の影響で(ある筈ない)すっかり更新をサボっていた。


 こんな雑記帳でもありがたいことに開いてくださる方がいらっしゃる。
 今回、数人の皆さんから、「どうしたの、大丈夫?」と、直接、間接にお声をかけていただいた。
 みなさん、本当にありがとうございます。


 更新をしなかった理由、ただひとつ、無気力・・・です。
毎日、毎日の暮らしに、希望や、喜びや、感激がない生き方から、言葉は生まれない。

世界へ向かって発信する言葉がありませんでした。



 とはいえ、日々、おかげさまで健康に、これといって不自由もなく生きていました、


 以下にこの一月、這いずり回ったbufoのささやかな軌跡を記してご無沙汰のお詫びに代えます。


 認知症

 友人知人のだれかれが、あるいは病の床につき、あるいは還らぬ人となる。
つらい知らせが続きました。

 bufoもちょっと心配になって大垣の井口先生を訪ねました。
受付の看護婦さん
「bufoさん、先生にお聞きしています、どうなさいました?」
認知症になっちゃったみたいです」


 先生さっそくCT室へ、
「いやぁ、bufoくん、まだまだだよ、俺の写真よりいいよ
ほら、脳のすきま、白い部分が少ないだろ」


 写真をいただいて帰ると、かみさんびっくり、
「どうしたの、この写真」
 顛末を説明すると、いわく
「そう、よかったわね、でも問題は量より質よね」


 
日進図書館


 春から2週間に一回のペースで、日進図書館に通っています。

  
 藤野さんに教えてもらって、ゴルフの帰りに寄って以来定番になりました。
明るく広々した館内で、新刊雑誌に読みふけることもありますが、
bufoの楽しみは、1回10冊限定の貸し出しにあります。


 先日借りたのは、落語(志ん生)のCDが5巻、
源氏物語竹取物語など4冊(かみさんのリクエスト)、
そして今も堤剛さんの「バッハ無伴奏チェロ組曲」が鳴っていますが、
NAXOS』という、インターネット配信のMusic Libraryの「IDカード」・・・


 30000枚のCDから、男声合唱やハーモニカの曲を選んで聞きまくっていますが、
この「IDカード」、大人気のわりに、日進には5枚しかなく、何週間の順番待ち、というのが玉に瑕です。


 雑誌「室内」が廃刊以来本屋にはトンとご無沙汰のbufo、これでCDも買うこともなくなりました。
ちなみに夕べ寝る前に聞いた『パリ・グレゴリオ聖歌合唱団』にはしびれました。
美しいハーモニーが大聖堂の天井にスーと消えていくこの余韻・・・
すばらしい録音です。
興味がおありの方はこちらへどうぞ。
http://ml.naxos.jp/album/v4868 右上のボタンで試聴してみてください。
http://ml.naxos.jp/artist/78838 は、男声合唱の最高峰です。


 盆踊り


 いささか古い話題になりますが、
 bufoがお世話になっている学区の盆踊りは結構盛大です。
普段どこにいたのかと思うような数の子供たちの姿にびっくりします。


 去年、「区政協力委員」なんて得体の知れないお役をうっかり引き受けて、
今年2回目の盆踊り、もともとお祭り大好き人間、郡上の徹夜踊りに通ったり、
元の住まいでは、やぐらの上でビール片手に太鼓をたたくのが毎夏の定例だったbufo、
盆踊り大歓迎なのですが、今年はなんと写真係をおおせつかりました。


 ちょうどデジカメが故障していて、コミセンの備品のイオスkissを借りたのですが、
久しぶりに持ったフィルムカメラ、フィルムを使いすぎて実行委員のおばさんににらまれました。
 飲めない、踊れない、あんまりうれしい役回りではない。


 こんなこともありました、
本部に座っていると何人か顔役や議員さんたちがやってきます。
そのうちのひとり、bufoににっこりと近づいてきたのですが、、
「おや、見ない顔だ、新米だな」と思ったのでしょう、
半分下げかけた頭を横に向けていってしまいました。
 もちろんこいつは落選しました。

 

 もう9月。


明日は防災の日、首相はどんな顔で来るのでしょう。


代わって308人衆は、どんな舵取りを見せてくれるのでしょう。


 「やってもらおうじゃないの!」


 新しい季節が始まります。


 みなさま、お元気で