椎茸と第九
シイタケ
きのう「山百合荘」の小川さんから電話をもらっていた。
「bufoさんのシイタケがたくさんでました。
収穫にお出かけください」
藤野さんのお誘いで、豊邦の『山百合荘』さんに通うようになったのは3年前から。
去年『シイタケ友の会』に入って、原木10本に菌を打ってホダギを作った。
http://d.hatena.ne.jp/bufo/20080413
今朝8時出発。香嵐渓の混雑を避けて国道153から301を西へ。
紅葉の三河路を野原川沿いに473から420へ。
新段戸トンネルを抜けて、9時45分、豊邦へ。
働き者の奥さんに迎えられて久しぶりに『山百合荘』へ。
挨拶もそこそこに山に入る。
うわぁ、出ている、付いてる、実ってる!
30個ぐらい収穫!!
東京の姉に少しおすそ分け、その場で箱詰めしてクロネコ便をお願いする。
小川さんに、シイタケのことをいろいろお聞きする。
へぇ、シイタケ栽培って、奥が深いんだ。
ちなみに今回の菌は『ニクマル』と言う人気種だそうな。
例によってご主人の手打ち、おいしいうどんをご馳走になって帰途に着く。
シンフォニー第九番『合唱つき』
『市民の第九』に出演する小出さんにご招待いただいている。
3時、市民会館に向かう。
小出さんの母上、姉上、姪御さん・・・ 要するに小出一族とご一緒に開演を待つ。
bufoは今年抽選におっこちて歌えない。
「第九」を客席で聞くのは初めてだ。
やわらかく、豊かに広がるこの音は、CDでは聴けない。
眼を閉じて味わう。
楽章の間に合唱団が入場する。
第3楽章の間、直立不動で待つ感覚は見ていて他人事ではない。
微動だにせず並んでいるお年寄りたちの様がほほえましい。
bufoはほかの企画で「第九」を練習しているが、先生にドイツ語の子音の発音をくどく言われている。
fv w r tz・・・・
こうやって聞く立場になると、先生の言わんとすることがよくわかる。
[子音が消えてしまったらベートーベンじゃない」
むっつかしいねぇ。
熱のこもった、立派な演奏が終わると、観客の拍手がこれまたすごい。
親戚のおじさんだろうか、ステージに向かって手を振る人も居る。
「第九を聞かないと年が越せませんね」
ロビーの人ごみで、こんな声が聞こえた。
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