いつかあの頂へ

bufoの日記

お伊勢さん


新しい橋を渡り始めた瞬間、フィトンチッドが全身を包む。
欄干の周りに、木の香りが満ちている。


 彼岸の墓参りの帰途、夕方ウナギを食べたあと訪れて時間切れシャットアウトを食らった、伊勢参拝に門限があるとは知らなんだ。
あらためてこの橋の、今日は渡り初め。



 外人さんたちの被写体は、職人の繊細な指の動き。