いつかあの頂へ

bufoの日記

柳瀬川

ひでくん一周忌


 ことしも柳瀬川の桜は いまし爛漫と咲き誇っているが、
一日数回の余震が 人々を脅かす。




ひでくんの法事には 友人たちも大勢集まってくれて
しめやかに 
ひでくんらしく にぎやかに
とどこうりなく終わった。
 


帰る日
秋葉を歩いた後 銀座へ廻る。

山野楽器とヤマハをのぞく。
山野でセザリア・エヴォラの新譜を見つけて買う。

 江国 滋さんが病床でお聞きになっていたという文を読んで、その名を知って以来、
彼女の数枚のCDはbufoの愛聴盤になっている。

bufoの一番好きな曲
『SODADE』に、こんな一節がある、


  「いつか その姿が
   再び戻るその日まで
   はるかなり サン・ニコラウ
   望郷の想いにかすむ
   長く遠い その道」

モルナのメロディーにのせて歌う セザリアの声は 哀切である。





 マツザカヤ前で相撲取りたちが 義捐金を募っていた。
握手を待つおばさんたちが30人ぐらい列を作っていた。







Cesária Évora - Saudade
http://youtu.be/E_7BV-IuyKI