永平寺 と 寿屋
特急『しらさぎ』で越前へ。
雪の永平寺はさぞや寒かろうと、
ダウンジャケットを羽織ってきたが、
風もなく暖かな古寺の七堂伽藍。
消え残る雪も、春の訪れを感じさせる。
門前蕎麦に舌鼓を打って一服、
ふたたび バス JRローカル線を乗り継いで 武生に戻る。
ジャンボタクシーで30分、今宵の宿『寿屋』へ。
大女将の変わらぬ笑顔に迎えられる。
料理旅館 寿屋
庭の『対碧亭』も懐かしい。
心づくしの花々が 部屋へといざなう。
訪れるたびに感心させられるこのしつらえ。
風呂で体を温めた後は、待ちに待ったかにづくし、
熱燗『寿喜姫』の芳醇な香りと、
ここでしか味わえない蟹の刺身が絶妙のマッチング。
酔うほどに、喰らうほどに、
越前の夜が更ける。
昼間、雪の白さかと見まごうた、
この蔵の屋敷が一夜の宿、
一時、隣のいびきを聴いた覚えはあるが、ふいと夢の中。
google:寿屋 すや かにかに
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