いつかあの頂へ

bufoの日記

どいちか さん を偲ぶ

 ゆうべ、おかださんの電話に驚きました。
「どいさん 知ってるでしょう、ちかさん・・・」
「うん もちろんしっとる、どうしたの」
「きのう亡くなったんだって」

 えっ と息をのんでしばらく声が出ません。


 かっての開店準備室のメンバーでも、われわれおじさんと違って若手バリバリのお嬢さんたちの一人です、ずっと年下の彼女の異変がすぐには飲み込めません。

「お葬式がね、ちょっとメモしてくれる」
おかださんの声もこころなしかうわずっています。



 今朝
 春日井のセレモニーホールにつくと、エレベーターの前でこつさんと きむらさんに会いました。
ロビーの受け付けに、そぶえさん、いどさん、なんぶさん、
待ち合い室へ入ると、はっとりさん、かとうさん、
ちかさんと同期の若手たち・・・・・


 和尚さんの読経を聞きながら、彼女の遺影を見上げているうちに、
むかし、デスク一杯のカードを前にして一心不乱に仕分けしている姿が思い出されます。
一緒に仕事をすることはありませんでしたが、その熱心さと優しさで、若手の心をつかんでいた彼女の姿が目に浮かびます。


 お別れの時、
たかみどうくんが、2度、3度と職員から花をもらっては、大切そうに棺に入れるのを見て、つい涙をこらえきれません。
彼からの年賀状の写真は、いつも二人で旅行する幸せそうな姿でした。


ちかさん どうぞ やすらかにおねむりください

              合掌



       

    よきひとを おくりてゆくか 桜散る
                      撫峰