いつかあの頂へ

bufoの日記

目は口ほどに・・・

 目と口、並べて書くとふたつながら似たようなかたちである。
漢字の成り立ちをつい考える。


 動物の顔面に存在して、それぞれに五感のひとつをつかさどる、小さいながらも、大切な部品である。
口を病むという日本語はあまり聞かないが、目を病むのはたとえ症状が軽くても鬱陶しいものだ。


 東京在住の義姉が、以前から目を症っていると聞いていたが、この夏の終わりに名古屋へ遊びに来るのでいい機会だから三宅眼科で診てもらおうと、山仲間のIクリニック院長(岩村藩重臣の末で三宅家とは親戚である)に紹介状を書いてもらっての初診が先月、今日は再診である。


 例の何十年も続いている大曽根の渋滞を避けて、今朝は中央線で。8時に着いたがもう50人ばかりの患者さんが待っている。


 この前も感じたことであるが、この院内の人の動き、カルテの行き来、医者と看護婦スタッフの連携が見事だ、だから待っている患者にもあまりいらついた表情が見えない


 あらためて丁寧な検査と、院長、副院長両先生の診断の結果、義姉は緑内障の粒はあるが、幸いすぐに手術というような重症ではないとのこと、しばらく目薬で様子を見ましょうとのお見立てに、姉もほっとした表情で帰途につく。