いつかあの頂へ

bufoの日記

南伊勢町

bufo2005-11-15

という名前の町に変身してひと月になる。
先日東京から来て、夜のサニーロードを独り実家を目指してドライブしていた義妹が「えっ、ここはどこ?」 真っ暗な交差点で見慣れぬ道標をみあげて呆然としたという。

11月15日 海の家にて

 きのう午後出発、名古屋市内で道に迷ったり、23号線が案外混んでいたりで南伊勢町に着いたのは8時だった。


 今朝は快晴! 家中の戸を開け放つ。
かみさんは押入れの中の布団、衣類をかたっぱしからひろげている。
ときどきサーヤの花嫁姿を見るのに二階から駆け降りてくる。


おじいさんおばぁさん形見の着物を、庭につるす、干す、はたく。忙しいこっちゃ。
 浜通りに魚屋さんの呼び声が来ると、なべを持って走っていく。
お昼のガシとムツの煮物は美味であった。
なんたって今朝浜に上がったばかりのお魚だからね。


 こちらは例によって包丁を研いだ後、庭木の手入れ、といっても、隣の家に伸びた枝を払う程度だが。

 「サッパリしたわねぇ」とお天気に感謝しながら、5時、雨戸を閉めて出発。


 折から昇ったでっかい満月を見ながら五ヶ所湾沿いの道を走る。内瀬の「里の駅・ないぜしぜんむら」に立ち寄ってはちみつ、かき、みかんをもとめる。


 そうだ、ひさしぶりにうまいうなぎを食べよう。
 何十年ぶりだろう、見違えるように立派になった路を磯部へ、「伊雑の宮」門前の「中六」の肝焼き、うな丼に満足。
これも久しぶりに伊勢道路のくねくねを走って帰途についた。