いつかあの頂へ

bufoの日記

甲州街道

伊那路のオアシス かんてんぱぱ

八ヶ岳 ちゃお農園

9月3日(日) 
 6:13 出発
 7:13 多治見ICで中央高速に乗る。
 8:33 松川ICで降り、いつもの広域農道へ。
 9:10 伊那 「かんてんパパ」でコーヒー
10:41 有賀峠 を越えて諏訪へ
11:20 20号線 富士見
11:58 小淵沢 泉郷着(231キロ)ちゃお一家と合流 美術館ホテルで食事




13;00 八ヶ岳あおぞら農園 浅川パパのお助けで一気に大根 はくさい
16:00 農作業終了 腰が痛い
17:00 ちゃお君ちの ログハウス打ち合わせ
18:00 はーちゃんを囲んで、三分一湧水下の 地然家で食事 
      泉郷いずみ温泉入浴、ちゃおくんち 泊 

甲州街道

9月4日(月)
10:00 星の郷 ログハウス見学 
12:05 妹と別れ ちゃおくんち出発 20号線(甲州街道)を走る
14:15 道の駅「甲斐大和」で休憩 笹子トンネル
15:43 相模湖
16:08 高尾山
16:47 立川駅 立川通り 国分寺 小金井 小平
18:00 水道通り 野火止 大森家着(155キロ)
      誕生10ヶ月のナオくん、元気に動き回る
      弟の案内で、『豊島園』温泉へ 都会のオアシスはデラックスである。
23:00 清瀬の家泊

再びちゃおくんち

9月5日(火)
12:28 義姉と三人、野火止出発
      府中街道 東大和 立川 富士見 昭島
14:39 八王子IC 中央高速に乗る (ここまで30キロ)
16:21 須玉IC (134キロ)で下道。八ヶ岳高原を北上
      ロイヤルホテル温泉入浴 若林の「さくら」で食事
20:00 泉郷ちゃおくんち着(164キロ)


      いったんパーキングに入れた車の向きを替えようとすると、エッ?かからない!エンジンストップ??? 名古屋の須崎トヨペット井村部長にTEL、SOS。 バッテリー上がりらしいと判明。かなり重症。
そういえば、朝出発のときから、赤いランプが3っつ点いてたっけ。知らないということは怖いもの、ダイナモ不調のまま160キロを走ったらしい。


バッテリー バッテリー バッテリー


9月6日(水)


 9:00 井村部長の懇切な指示に従い、まづは管理センターにSOS、ブースター充電をお願いする。2500円也、あれ?別荘管理のパンフには1000円となってるけど、管理会社が変わって値上がりしたのか。


 長坂IC近くのホームセンターへ向かう。バッテリー購入、8700円。、荷物がいっぱいなので、助手の足元に乗せる。


 そういえばこの近くに例の蕎麦屋さんがあったはず、折角だからと探し当てた『翁』は、去年の桜の頃50人ほど待っているのを見てびっくり退散したときとうって変わって人影がない。
しめたと玄関を入るとやはり満員、だが落ち着いた店のつくりは流石である。うわさの味を堪能する。


 12:37 井村部長、坂本課長の指示通り下道を走る。赤いランプは点いたまま。富士見あたりでポツリポツリと降りだす、ワイパーを回すとなんだかのんびりゆっくり動いている、メーターの色がだんだん暗くなる。ラジオ、クーラーはもちろんナシ、「止るなよ、停まらないでぇ」と祈りながら走る。宮川坂室の赤信号ですっとんと止ってしまった。


 万事休す!ここは20号線、片側一車線の細道だが、なんたって天下の甲州街道、交通量は半端じゃない、うっかりギヤを停止に入れてしまったので、三人で押したぐらいではびくとも動かない。
あわててしまって予備のバッテリーのことも忘れている。


 とにかく動かさなきゃ、「助けを呼んでくるね」と助手が走り出したとたん、轟然と大粒の雨、ブースターで、もう一度発進をと、待つこと20分、なんとレッカー車が来てしまった。折角出動していただいたのに申し訳ないが、ここは丁重にお引取り願って、びしょ濡れになってバッテリー交換をする。
2時、やっと走り出す。この間、にらみつけながら走り去った車は何百台だろう。ゴメンネ


 茅野に入って、ホームセンターに駆け込む。
もう1個バッテリーを購入、3800円。
この際バッテリーはいくつあっても多すぎることはない。
次の交差点で「長野トヨペット」発見、即、飛び込む。先ほどはづしたバッテリーの充電をお願いする。


 ここで義姉から提案「ねぇ、今夜はこの近くで泊まらない?」
 雨が降ればワイパーが要る、暗くなれば、ライトをつけなくちゃならん、名古屋へ無事帰還する為には、バッテリー消耗こそ最大の敵である、
「賛成!」と宿を探しながら走ると、「かんぽの宿」の看板が目に入った。
電話すると、OKだという。諏訪湖を見下ろす高台のホテル。
広い湯船から見る夜景は絶品である。実は東京を出るとき、上高地で一泊しようとの案もあったのだが、マ、イイカ

恵那山トンネル


9月7日(木)


 ゆっくり朝風呂に入った後、きのうの「トヨペット」に戻ってバッテリーを受け取った足で、諏訪ICの先に「高山製粉」を訪ねる。
助手の蕎麦打ちの材料をいただく。
社長さんに、先日の諏訪湖花火大会にご招待いただきながら他用あって来られなかったので、お礼とお詫びのご挨拶をする。
来年は是非にもお邪魔したいものだ。


 10:24 有賀峠を越えて伊那谷へ。

「かんてんパパ」でコーヒーブレイク。
下のショップを散歩。中段の店は初めてだが、面白い品揃え、義姉も気に入って雑貨を2点購める。
ペットボトルに地下湧水をいただく。
助手が「また積むの、車がかわいそう」という。
クーラーの効かない車に乗るこちらもかわいそうだが、幸いきょうの曇り空、しのぎやすいほうだろうとお互い慰めあう。


 先月のように153号線を豊田まで走るというてもあるのだが、田舎道で何かあったとき飛び込む店もない、19号線はその点クルマ屋さんがいっぱいあって安心だ。
問題は恵那山トンネルの8キロを、絶対ノンストップで走り抜けること。
飯田ICの入り口に「飯田トヨペット」発見。諏訪で充電してもらった旧バッテリーに乗せ換え、はずした新バッテリー(20号線でストップしてから120キロ保ったことになる)の充電をお願いをして、われわれは近くの店で昼食。
なるべくゆっくり食事したほうが充電が進むだろうと粘ること1時間半、午後3時飯田ICに入る。

 
 こんなに緊張した恵那山越えは初めてだ。
といって、こちらが緊張しても始まらない、無事トンネルを抜けた車は恵那ICで高速を降りたあとも一生懸命走って、最後の難関多治見の内津峠もなんとか越えた。


 あとは春日井まで下り坂、と安心したとたん春日井カントリーの信号であえなくストップ。(飯田から90キロ保った)
でもここまで経験と実績を積むと落ちついたもので、懐中電灯を路上において、ストックに白と赤の温泉タオルをくくりつけてトランクにたらす、ナットを3個ゆるめてターミナルをはずし載せ替える。
ナットを締めて手早く道具をトランクに放り込む、この間5分。車の中の二人があきれて笑っている。


 6月に引越しの際、10日間に20往復したおなじみの302号をラストラン、6時18分、無事天白の家に帰り着いた。

報告の電話を掛けると須崎トヨペットの井村部長が飛んできてくれた。
「よぉまぁ、やったなぁ、あはは」とひとしきり笑ったあと「2・3日預かって、ダイナモ載せ換えとくでねぇ、まだ乗るでしょう、あはは」と代車を置いて帰っていった。

もちろんこの愛車「マーク Ⅱ」にはまだまだ乗るつもりである。
今回のドライブでメーターが195000キロを越えたところで、リッター10キロはらくらく走る。
当たりがついた、といったところである。
ダイナモさえ新しくなれば、新車同様なのである。