いつかあの頂へ

bufoの日記

鐘の鳴る丘

 一日フルに動いたのは久しぶりだ。


 午前中は、コミセンでハーモニカ同好会。
今夜演奏会があるので本番に備えて各自の演奏曲を集中的に練習する。



 午後は名古屋駅へ。
杢爺こと宇佐見先輩の個展を拝見する。
宇佐見さんのScroll Saw Artについては以前書いたことがある。

http://d.hatena.ne.jp/bufo/20050727
http://d.hatena.ne.jp/bufo/20080225


 ホテルアソシア名古屋ターミナル9階の「プリエール・ギャラリー」を訪れると、2月から開かれていたこの『杢爺のスクロールソーアート展』も今日が最後とあって、奥さんとお二人で会場にいらっしゃった。


 ドラゴンズの選手たちが面白い構図で描かれている隣には、これもまた杢爺の発想と技術の真骨頂が発揮される「仏像彫刻」の数点が展示されている。この1年の間の精進の結果であろう、また一段と緻密な描写で仕上がっている。


 なかに薬師寺「日光・月光菩薩」の二体を描いた作品があるが、その薬師寺の副住職 山田法胤師とのまさに劇的な、感動的な出会いについて話してくれた、その顛末についてはここに拙文を連ねるより彼のホームページをぜひご覧ください。


 無効なURLです
 http://meieki.keizai.biz/headline/photo/592


 片付け打ち上げを控えたお忙しい最中である、あまり長居はお邪魔になろうと、また桜のころに南信州の工房へお伺いするお約束をしておいとました。




 夜7時開演『相生ハーモニカ同好会演奏会』


 会場は同じ同好会の仲間、篠田さんの自宅広間。
元は開業医をされていたころの診察室を、ご主人亡き後趣味の音楽仲間に開放して、故人の名前から名づけて『みのるホール



 彼女の仲間の弦楽合奏や、ほかの企画で月一度の楽しい集まりだという。話を聴いただけでうらやましいが、初めてお邪魔すると、瀟洒な洋間にグランドピアノをはさんで30人ほどは座れるだろうか、理想的なサロンではある。


 合奏、独奏、二重奏。


それぞれ得意の曲を披露する。




 bufoはもちろんおはこの「とんがり帽子」
「鐘の鳴る丘」なんて知らないであろう若い皆さんも声をそろえて歌ってくれたのに励まされて、気持ちよく吹けた。


後半は清水先生の名曲集、
鉄腕アトム
「うれしいひなまつり」
「荒城の月変奏曲」
 ・・・


 生徒たちのちょっと危なっかしい吹きっぷりとは一味違う先生の名演奏にお客さんも弟子たちも聴きほれる。


そしてアンコールは
長良川艶歌」をしっとりと。


 音を楽しむってこういうことなんだ・・・