いつかあの頂へ

bufoの日記

日本の力

 10日がたって、被災地ではいまだに食料、情報が不足しているという。


飛び回っていたヘリコプターはどこへいったんだろう。

捜索の邪魔をする無遠慮な飛行はともかく、
水や食料投下、薬品や毛布投下、ましてや新聞投下…なんてお手の物じゃないか。
発電所の屋根に水(爆弾じゃない)をかけるのはにがてでも・・・。


日本中のスーパーの食料を買い占めて運べばいい。
それでなくても、日本中の自治体には何日分かの災害用備蓄というものがあるはずだ。
なんでこんな時に出さないんだ、そのための備蓄だろうに。


 日本に何機ヘリがあるかは知らないが、
日本の空を、東北に向って一斉に飛ぶヘリコプターの編隊を見たかった。
十万動員の自衛隊よ、どこにいる。





 先刻、NHKTVに、何とか大学の先生登場、
「それでは、今すぐに身体に有害であるということではないのですね」
「そういうことですね」

問うたのはアナウンサー。
答えたのは先生。
こういうのを出来レースというのか。


片やこういう先生もいる。
「どんなに微量の被曝も危険性があるというのが常識」
     小出・京大原子炉実験所助教  中日新聞


「Otomodachi大作戦」を展開せんと、三陸沖に接近した米軍原子力空母が、原電爆発の報にさっと北の海へ去ったのは、この常識に従ったのだろう。


 「東風吹かば・・・」
その時、メルトダウンが起こると想定して、
東京都民はどこへ避難するのだろう。


 いますぐ、でなくても、20年後、30年後、がんに苦しむ日本人が出ないように祈ろう。






 津波の高さ、福島原発で14メートルか。東電調査。
   原電設計の、最大規模の津波の高さを5.7メートルと想定していた。


 死者・不明者2万1000人超、
「明治三陸地震1898年」にならぶ・・・


明治三陸地震では、高さ38.2メートル津波が確認されている。

 いずれも、中日新聞きょうの朝刊で知る。


「想定外」なんて、よくもぬけぬけと・・・
津波の想定も、放射能の危険想定も、なんといい加減なんだろう。








同じ中日新聞の紙上に、南相馬市の、佐々木孝氏のブログが紹介されています。
どうぞこちらのURLを訪ねて、氏の思いをお読みになってください。
http://monodialogos.fuji-teivo.com/archives/2963