いつかあの頂へ

bufoの日記

チャーリー・ヘイデン

 朝刊訃報欄にこの名がある、
グラミー賞・ベース奏者チャーリー・ヘイデン
長くポリオ後症候群を患っていたが、11日、ロサンゼルスで死去」

 享年・・・ ぇ、同ぃ年だ。


 それぞれの場所で、時間で、我が人生に寄り添ってくれた、
大切なものが、想い出がいくつかある。

 たとえば本でいえば、「みみずのたわごと」
            「エヴェレスト その人間的記録」
            「霧の山稜」
            ・・・・・・
     映画なら、 「鐘の鳴る丘」
            「シェーン」
            「洪水の前」
            ・・・・・・・
     音楽なら、 「りんご追分」
            「秋のピエロ」
              ・・・・・・・・
   そして、チャーリーヘイデン・パットメセニーのCD
           『beyond the Missouri Sky』
         
         


 長岡鉄男さんの『スピーカー工作』に入れ込んでいたころ、最後に作ったスピーカーが、
外寸900×450×600 24ミリ合板にウォールナット突板を張りまわした箱に、
Diatoneのフルレンジ「P610MB」をのっけたやつ、
深夜、このスピーカーの前にこうべを垂れて、何度このCDを聞いたことだろう。

 時代変わって、この箱は大ゴミにだされてしまい、今はカーラジでかけても、
あの繊細なギター、深いベースの音は望むべくもないが、
かって聴いた響きが甦って、わが愛聴盤NO.1 の座はゆるぎない。

 ジャズフアンというほどのものでは無論ないが、bufoとJazzをつないでくれた大切な宝物だ。


 だいぶ前に買ったままになっているスピーカーユニットを早く組み上げて、またあの音に浸りたいと、思う。