いつかあの頂へ

bufoの日記

市民の『第九』

 今年もかみさんと一緒に金山市民会館へ。
 
 仲間と握手して、深呼吸して、舞台へ上がる、
小泉さんがきっちり計算して貼り付けてくれた目印のテープの上に立つ、
ライトのはるか向こうの満席の4階席を見上げて感動がこみあげる、
オーケストラの第三楽章、しずかに始まる。



                    中日新聞 11月30日朝刊  


 bufoにとって十数回目の第九、

周りの音を聴きながら、
自分の音がしっかり出ているのを感じながら、
エストロのダイナミックな指揮に目を凝らす、

こんなに自信を持って、体中の力を振り絞って歌ったのは、
はじめて!?・・・ 


 東京から聞きに来てくれた久さんいわく
「コーラスがすごかった、オケや、ソリストの音が消えそうで、
フォルテとピアノのめりはりががくっきりして、
ソプラノが特にきれいだった、
それと舞台の並びが、特に男性、素敵ね、あれはどうしたの」

 テッタ先輩お勧めの焼き肉店『英』で、
目の前のごちそうと、弾む話と、
こみ上げる達成感に酔いしれる。