ベートーベン『第九シンフォニー・合唱付』
bufoにとって4度目の「歓喜の歌」出演である。
愛知県芸術劇場コンサートホールの舞台に立って、4楽章の出だしオーケストラを聴く間、
脚が硬直してふらつきそうだ。
こんなところで日ごろの運動不足が露呈する。
だが今日のbufoの出来は結構いけたと思う。
練習のとき加藤典子先生が口をすっぱくしておっしゃった
「がならないで、ひびかせるの・・・」
客席に居たかみさんも、
「スケールが雄大な感じで、よかったわよ」といってくれた。
牧村さんの指揮もbufo好みだ。
何より今日のオケの出来がすばらしかった。
いい音を響かせる、特にベース、コントラバス。
見下ろしながら聞きほれた。
練習のとき飛び出したところもまずは満点。
最後のGotterfunken!を歌い終わって
さわやかな達成感を感じた。
プログラムの後半は、第九のソロを歌ったテノール歌手(スポンサーの要請で特に名を秘す)
のコンサート。
当代一の売れっ子テナー。
豊かな声量、すばらしいひびき、なんでこんな声が出るんだろう。
去年の大ヒット曲『千の風になって』で締めくくる。
招待されたお客さんたち、音楽の楽しさに触れて、大満足で拍手を送った。
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