いつかあの頂へ

bufoの日記

猛暑の夏は 藤田保健衛生大学病院で!

GINE様  bufoです
きょうは電話ありがとう。
『恒例 秋の岩村合宿』 
ご返事が遅れましたが、もちろん喜んで参加いたします、よろしくお願いします。
なおテッタさんには後ほど連絡を取ります。
Chikakoさんから、今朝メールが行ってるようですね、確認してください。

 返事が遅れたいきさつは以下のとおりです・・・

7月1日 藤田へ半年検診へ。 肺に影がある。CT
   (藤田保健衛生大学病院は、カカリツケ医が出身でもあり、その紹介で2年前から半年に一度、内科を受診しています。
  そういえば、15年前ハンズの棚卸し作業中にしゃがみこみ、あわててみてもらった彼の紹介で即入院、「異型狭心症」のお墨ツキをいただいた「坂種さん」もここの系列なんだとか。
 そう、その坂種の縁者が山岳部にいましたね、我が家の倉庫で彼女と一緒にヒマラヤのパッキングしてた姿を思い出します)

7月8日 
 再診 GOTO先生の診断下る、
「やはり、一度気管支鏡検査をして、しっかり診ましょう・・・。
糖尿のヶもありますから、そちらも一緒に治療しましょう。
はい、1ヶ月入院」


7月22日、
 先月ドイツ行きに買ったキャリーを引っ張って入院。
5月完成の新病棟、8階。
      明るく、広く、見晴らし抜群、A棟8F4人部屋。

7月23日
 いよいよ、気管支ナントカ検査、前日隣室のおっちゃんが「あの検査はエライで、ベッドに手足を縛られてな』というのを聞いてびびったが、​bufoは、ベッドに横になったとたん意識がなくなって、
部屋のベッドで眼が覚めた。よく効く麻薬です。

 気がついたら、腕にテープが巻かれていて、名前と、7桁の数字。看護婦さんが検針のたびスキャンします、
  体温6度2分、血圧75−160、酸素99、「いいですね」
 横でもう一人のカワイコちゃんが、ノートパソコンでマイナンバーにデータを打ち込んでいます。
もうここではマイナンバー制度は軌道に乗ってます。

以来、連続猛暑日何日!なんていうニュースをTVで見ながら、全館25度の快適な豊明別荘生活を送っています。


 しっかり暇をもてあますだろうと思っていたのですが、友人山田君がそういうことならと差し入れて呉れたiPad​なる機械がなんとも新鮮で面白く、ハーモニカ教室で使ってる譜面台に乗っけて、指先でペッペコペッペコやっては夢中です。
彼は現役HANDSマンで、HANDSのカタログを始め、オーディオや山など、自分でスキャンして入れたものから、bufoの気に入りそうな雑誌のデータをいっぱい入れて呉れています。

 8月2日
 「風の男 白州次郎青柳恵介著 読了 感銘深し

 入院してから、初めてのiPad体験、いろいろいじっているうちに、なんと、FUJITA University WiFi というのにつながってるのに気がつきました、
で、彼が数十冊入れてくれていた、「青空文庫」 という「NET書庫・無料 」からその日のうちに150冊ほどダウンロードしました。
与謝野源氏56巻なんてのもありますが、
小暮理太郎の30冊を始め 山の本60冊はもちろん全部。

 これも別に持ち込んだICレコーダーの音楽をヘッドフォンで聴きながら
iPadをちょろちょろやり、ときに原真さんの「なんとか登山のすすめ」を開いたりしてる、
かと思えば電気の消えたロビーで楽譜らしきものを広げて口をパクパクさせている、
こんな患者をかわいい看護婦さんたちがあきれてみていることだろう。

bufoの別荘暮らしには、これまで出来なかった事をシャカリキにやってやろうと走っている、へんな自分が見えている、喜寿を超えてから走ったってシャーないのになぁと思う自分も伴走している・・・なんの病気や。


 きのう、1週間の夏休みがあけた主治医GOTO先生がのぞいてくれて、
「bufoさん、なかなか経過よさそうですね、毎日階段登りをして、しっかり運動もしてらっしゃる。
これから、薬の量を減らしながら、様子を見て、退院の時期をまた相談しましょう、いいですな』
とおっしゃるので、
明日外泊外出よろしいでしょうか、とお伺いすると即OK

で、今日昼、藤田巡回バスで地下鉄徳重へ、
「嘉文」で海鮮てんぷらを食べて帰宅したしだい。
明日は、八事の墓参りをして、夕方別荘へ戻ります。

奥様によろしく御伝声ください。
岩村山荘の松茸料理、『結いの郷』の一夜、家内ともども楽しみにしております。

    bufo