藤田保健衛生大学病院 ある日の807号室
01:00
恒例展望ラウンジでお月見。
入院した22日の夜、この大窓から見た満月を思い出す、
明日の流星群は見られるだろうか。
03:00
FMを聞きながら、ヘッドフォンをつけたまま眠ったらしい、
爆睡。
06:30
起床
07:00
FMニュース
お盆の渋滞情報 原子炉再稼動
マッターホルンで日本人凍死、一人不明、誰だろう
このところ備え付けのTVはまったくつけないでいる。
平生つけっぱなしのbufo家の有様からは真逆、
TVがいかに不要不急の画像を垂れ流しているか、思い知る。
いま見たいなぁと食欲をそそられるのは、
「プラネットアース」 「世界街」くらいだ、
よその国の野球や、1日に5〜6本もある韓ドラ、
ひな壇芸人が大げさに拍手するクイズ番組などを、
選んで流し、選んでみるようにすれば、
原発1基分位になるんじゃないか。
暇に任せてあほなことも考える。
07:10
『平成商魂伝 あくび1回40円』 樹林ゆう子 小学館 を読む。
家電量販店「ステップ 寺田由雄 5つのNO」 すごい人もいるもんだ。
07:40
検針 血糖値 117 「いいですね」 看護婦さんの笑顔がさわやかだ、
今日もいい日になりそうだ。
07:45
朝食 完食 1800kcal
08:10
おくすりタイム 薬を飲むのに10分かかる、それぞれの袋から取り出す(10錠)
カラはカラ箱に入れる(後で回収、チェック) 袋にチェックする(飲み忘れ防止)
08:20
歯みがき 入院以来3度の歯みがきは優等生、薬で免疫力が落ちてるから口中衛生は大切だ。
悪玉菌はすべて口から入る、
部屋を出るとき、マスク、 帰ったら手洗い! うがい!!
ヘッドフォンをつけると、FM:クラシックカフェでちょうど「モーツアルト フルート協奏曲」が始まる、大好きな曲だ。
「フルートとハープのための協奏曲 ハ長調 K.299」
フルート)ジャック・ズーン
ハープ)レティツィア・ベルモンド
(管弦楽)モーツァルト管弦楽団
(指揮)クラウディオ・アバド
08:30
聴きながらナンプレ(数独)に挑戦、これも朝夕2回の恒例行事、フリクションで ちょいちょい書いては消し、消しては書き、このボールペン、初めて使ったが使い勝手抜群、
「ナンプレ専用ペン」 と名乗ってもいいくらいだ。
09:10
新しいパジャマ 来る。
09:40
朝シャン (クラカフェが終わったところで)
10:30
散歩 2F ファミマで「安曇野の水」と「サライ 園生CDつき」を買う、
帰りは階段登り 2階〜13階 近頃は途中息継ぎ無しで一気登りが出来るようになった。
入院前より脚力がついたかも。
11:30
ウトウトする
12:40
昼食 完食 1800kcal減塩 ハンバーグ 里芋の洋風煮
13:00
FM「マヒナスターズ集」 聴く ナンプレに挑戦。
16:00
検針 血圧 111−66 血糖値 118 酸素 99 OK!
16:30
サライを読んでいてウトウトするところへ
主治医のGOTO先生来診、
「どうですか、
明日CTを撮って 結果を見て週末退院ということで・・・」
ヤッタ 1週間早い 異議なし!
後藤先生、赤尾先生、長尾先生、松田先生、穴井先生 ありがとう!
看護婦さん達 ありがとう!!
16:45
散歩 1Fへ 外来が終われば 人影少ない
階段登り
17:00
隣の部屋のツゲさん、イワサキさん とロビーで話し込む
この3人の患者さん なんだか馬が合って時々こんな具合に
イワサキ農園自慢のブドウをご馳走になったりする。
あまい!!
一房 ウン万円!?
3粒づついただいて「あとはあした・・」
3人とも血糖値がすぐ上る。
18:30
夕食 完食
19:00
TVつける ニュース
19:30
FM「シベリウス特集」 舘野 泉さんの声 なんか 涙声みたい
22:30
iPADに向かう、「青空文庫」の設定をいじっていると
Google Drive
One Drive
に IN 出来た
『男爵コーラス』や『同期の山仲間』の写真がいっぱい、楽しい。
先日HDがクラッシュして、15年分の写真が、みんなどっかへ行っちゃってガックリしたが、
こんなところにコピーしてあったんだ。
八ヶ岳 柳生真吾さんと
http://www.yatsugatake-club.com/index.html
この写真を貼ってから知りました、
真吾さんが、5月にお亡くなりになったと・・・・
ご冥福をお祈り申し上げます。
遠見尾根より 鹿島槍北壁
山岳部 同期の仲間と立山へ
24:00〜01:00
消灯したラウンジにiPADを持ち出して読みながら
ときどき大窓から空を見上げる、
『ペルセウス座流星群』いかに、としばらく粘るうち、ガラスに水滴が流れる
ダメだこりゃ
部屋へ帰って横になる。
03:40
目覚める
FMを聴く
「赤木春恵さん 『満州からの引揚で決意したこと』
聞きながら、父のことを思う
満州牡丹江から生還した父の 戦争話は一度も聞いたことがない、
父も話そうとしたことがない。
病得て 自分を映す 夜半の月
流れ星 身代わりに降るか 夜半の雨
橅峰
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