いつかあの頂へ

bufoの日記

オープンハウス

bufo2004-12-18


 丹羽明人アトリエからメールで、オープンハウスの案内をいただいた。丹羽さんは近山スクールでお世話になっている。


先日、柘植さんのご案内で、丹羽さんと、今日披露される「藤島の家」の施主さん一家とで東濃の山にご一緒した。
そこで山の持ち主立会いで今日の大黒柱となる木に、斧入れの儀式を行った。



わが家からは、小牧飛行場の向こうにあたる、藤島を二人で尋ねる。
ついた現場は、まさに建前の真っ最中。


柘植さん親子を始め、大工さんたちが一階天井梁の組み上げに忙しい、その前で、丹羽さんが模型を手に見学者たちに解説している。


柘植さんに挨拶すると、ヘルメットを貸してくれた。
早速丹羽さんに断って写真を撮らせてもらう。

 
 まさに、近山の木の家である。


見事な木組み、どこを見ても金物が無い。わずかに、基礎と土台を緊結するボルトが顔を出しているだけ。
若い衆が掛け声勇ましくかけやを振るうと、棟梁がすかさずシャチ栓を打ち込む。
その呼吸が見事で、見物するこちらにとっては、まったく目の保養というやつである。


 思えば、子供の頃毎年のようにこんな光景を見ていたものだ。


戦後の復興景気でそこそこに儲かっていたらしい親父は、もうけた金を次々に普請につぎ込んで、母屋を継ぎ足し、工場を建て、倉庫をおっ建て、と、建前の酒盛りは、わが家の年中行事だった。


 昭和は遠くなりにけり、今思い出の中の情景が目の前に現出している。いささかの感慨を禁じえない。


さて、わが家はどうなることやら。


 それはともかく、
 いい家だ。
いまどき、こんな家を建てようという、若夫婦がいるなんて。
うれしいねぇ。


 お茶の時間になったので、途中で買ってきた「舟和の芋ようかん」をおれいにおいておいとました。


また暇を見て見物させてもらおう。
百聞一見にしかず、「住宅建築」を100冊読むより、勉強になる。



 (ここまで書いてきて、写真を入れようとしたら、「ディスクがいっぱいです」と表示が出る。それ以外何の説明も現れないので何のことかわからんが、どうやら、これ以上写真を貼れないということらしい。


なんのこっちゃ、書き始めて30日分にもなれせんのに、もうSTOPがかかるとは。
やれやれ。


さて、折角その気になったところである、何とかもうちょっとましなBLOGサイトをさがさにゃなるまい。


 どなたか、いい引越し先をご存知の方、教えてください)


追記 2005・1
 年が明けて、「はてなフォトライフ」の正式版がスタートしました。上記の「ディスクがいっぱいです」というそっけない表示も、ちょっと丁寧になりました。

 有料版は100メガまで画像が入れられるそうです。
やっぱり「はてな」はすばらしい。
http://f.hatena.ne.jp