いつかあの頂へ

bufoの日記

スノーシュー初体験

bufo2006-01-12

ちゃおくんち


 八ヶ岳南麓は、雪が少ない。スノーシュー体験会を企画されている


”ªƒ–Šx•à‚±‚¤‰ïの幹事さんたちが、雪不足で、やむおえず開催コースを変更したぐらいで、豪雪に悩む地方の皆さんに申し訳ないくらいだ。
 歩こう会に参加している妹に誘われて、雪山に向かう。

サンメドウズ・スノーパラダイスin美し森

1月11日 快晴無風


 無料になった高原道路で雲ひとつない雄大な景色を眺め、美し森をめざす。
スキー場のロビーで会長さん、多賀幹事さんはじめメンバーの皆さんにご挨拶。
いつもホームページを拝見しているので、初対面なのになぜかなつかしい。


 さて、多賀さんの指導でまずはスノーシューのつけ方から。
むかし雪山へ背負って行ったワカンにくらべ、なんとまぁチョー簡単だ。


 リフト終点で雄大な景色にひとしきり嘆声があがる。
富士から甲斐駒にかけて、抜けるような青空にジェット機の飛行機雲が二つ、三つ。ここは標高1900メートル、赤岳から降りてきた真教寺尾根の中間地点、樹林の雪を踏んで大門川沿いに下る。

どっしりした赤岳のビューポイントへくると、写真を取り合いながら、冗談が飛び交う。
愉快なパーティーだ。
スノーシューにちょっと慣れた頃、スキーロッジに到着。豪快な赤岳の勇姿を見ながらの昼食は格別である。



 今日はここで解散。
ロイヤルホテルで温泉のあと、屋上ですばらしい景色を堪能する。

長坂の街へちょっとドライブ、金生遺跡を見物、谷桜酒造へ寄って「しぼりたて」をゲット。
夕食は「地然屋」で、そば、もつ煮、生ハムサラダは美味。ちゃおくんち泊り。


1月12日 快晴無風


 今日も雲ひとつない青空。野辺山の滝沢牧場に雪が少ないので、急遽変更、スキー場で昨日と違うコースで行うことになったらしい。幹事さんは大変だ。


昨日のコースよりダイナミックだ。途中ジャンプ大会や、滑り台でお楽しみ。今日始めての皆さんも、すっかり雪になじんでいる。

  
 三年前の遠見尾根で、スキーを担いで登ってきた一団がはいていた、そのとき初めてスノーシューなるものを見た
。そんな高所はともかく、スキーがちょっとしんどくなり始めた中高年が、身近の雪山に親しむには格好のアイテムと見た。
あとは指導者とコースの整備である。
ひとり新雪を踏んで雪山を彷徨するのがスノーシューの醍醐味であることはもちろんだが、そこまでにいたる道筋に、安全なコースで訓練することが必須だろう。


 さいわいここ八ヶ岳山麓はアプローチよし、景色よし、宿もよし。
雄大な裾野の樹林は、コース取りのロケーションに事欠かない。
将来スノーシューのメッカになりそうな予感がする。
なにより麓の人々の活気と、団結心がきっとやり遂げるだろうと、雪に転げながら感じたことである。


 今日の昼食は、スキーロッジでちょっと遠慮しながらの持ち込み弁当。
ほんとはいけません。
先日ご馳走になったレストラン「トマト」のご主人夫婦と相席になり、お手製の美味しい弁当をいただいてすっかり満腹である。


 お世話になった皆さんにお礼を申し上げ、三人雪の残る道を、定番の「八ヶ岳倶楽部」へ向かう。


 折からステージで開催中の赤松純子さんの作品展をのぞいたかみさん「このコートすてきねぇ、ねぇさんににあいそう」という。


お目当てのフルーツジュースをと、レストランへ。
かわいいヤマガラが5羽えさばのまわりを飛び回って遊んでいる。


 ちゃおくんちへ戻ってTVを見ていると、昨日カメラマンで活躍してらした市川ママさんのペンション「ZOOM」で八ヶ岳のことを実況放送中だ。
昨日ママさんが履いていたスノーシューも映っている。


 さて、スノーシュー初体験のたびも終わりである。
8時、水抜きを念入りにしてちゃおくんちを後にする。


名古屋の姉に会いたいという妹と3人、「ZOOM」さんの前を走って、小淵沢インターに向かった。